
- MCTオイルってなに?
- ダイエットに使えるって本当?
- MCTオイルのおすすめは?
こんな悩みを解消します。
最近、流行に乗りつつあるMCTオイル。
ダイエット効果が期待できるということで、注目を浴びている食用オイルの一つです。また、ダイエット効果だけでなく認知症予防や疲労回復にも良いとされていて魅力溢れるオイルです。
そこで今回はMCTオイルの効果・使い方・選び方について紹介します。
目次
MCTオイルとは?

MCTオイルは、中鎖脂肪酸100%のオイルです。
油の脂肪酸を炭素の鎖の長さで分類した場合、次の3種類があります。
- 短鎖脂肪酸(炭素数6以下)
- 中鎖脂肪酸(炭素数6~12)
- 長鎖脂肪酸(炭素数12以上)
※炭素数は様々な見解によって異なることがあります。目安として参考にしてください。
普通のサラダ油やオリーブオイル、肉に含まれる油は長鎖脂肪酸になります。ダイエットや認知症予防で注目を浴びるココナッツオイルは中鎖脂肪酸が多い油になります。
簡単にまとめると、この鎖が短いほどエネルギーになりやすくケトン体になりやすい油だとされています。
MCTオイルは英語でMedium Chain Triglycerideと言い、これを直訳すると中鎖脂肪酸を意味します。
MCTオイルに期待できる効果
エネルギーになりやすい
一般的なサラダ油やオリーブオイル(長鎖脂肪酸)と比較すると、炭素数が少ない中鎖脂肪酸のため、分解が速くてエネルギーになりやすいです。分解の速さが速い分、脂肪として蓄積されにくいといわれています。
ダイエット
一般的なサラダ油やオリーブオイルと比べ、エネルギーになりやすいということから、体脂肪として蓄積されにくい。つまり、ダイエット向きな油だといえます。
ケトン体になりやすい
体内のブドウ糖が不足すると体脂肪が燃焼されてエネルギー源として使われます。短い時間でエネルギーに変わるMCTオイルはケトン体になりやすいです。ケトン体がエネルギー源になると認知機能が改善されて、認知症予防に良いといわれています。また、糖尿病への効果も期待されています。その他にも満腹中枢を直接刺激して食欲を抑えたりと良い効果が期待できます。
持久力アップ
長時間の運動には脂肪のエネルギーが必要になってくるため、エネルギーに変わりやすいMCTオイルは良いといわれています。また、中鎖脂肪酸のお菓子と長鎖脂肪酸のお菓子を用いて実験したところ、中鎖脂肪酸のお菓子を摂取した方が疲れにくく持久力がアップしたという結果が出ています。
便秘改善
MCTオイルを摂取するようになってから便秘が解消されたという声をよく耳にします。一方で、摂りすぎによる下痢もあるため適度に摂取するようにしましょう。
MCTオイルの使い方
普段の食事に混ぜる(かける)
MCTオイルだからと言って特別な使い方はありません。
ドレッシングに混ぜたり、みそ汁に混ぜたり、お米に混ぜたりとオリーブオイル感覚で使用しましょう。
よくある参考例として
- コーヒーなどの飲み物に混ぜる
- サラダにかける
- プロテインに混ぜる
- おかゆに入れる
- ごはんの炊き込みにまぜる
- ヨーグルトにかける etc…
MCTオイルは無味無臭でクセもなく、サラサラしているのでどんな食材にも合わせられます。
摂取は朝~夕方までがおすすめ
MCTオイルはあくまでも脂質です。脂質は他の栄養素に比べカロリーが高いため、活動量の低い(エネルギー消費が少ない)夜に摂取するのはあまりおすすめできません。
MCTオイルの選び方とおすすめ
選び方
MCTオイルが良いとされる理由は中鎖脂肪酸であるからです。そのため、不純物の少ないMCTオイル(中鎖脂肪酸100%)を選びましょう。
おすすめMCTオイル
日清オイリオ販売の中鎖脂肪酸100%のオイルです。透明で味やにおいにクセもないため、とても扱いやすいMCTオイルです。初めてMCTオイルを使うという方にもおすすめで、抵抗なく普段の食事に取り入れることができます。↓
老舗酒造会社がプロヂュースする仙台勝山館MCTオイルでココナッツ由来100%のオイルになります。クリーミーな味わいが特徴的でコーヒーにいれるとまろやかな味わいを楽しめます。生クリームに近い味わいを持っており、お菓子作りなんかにも合うかもしれません。↓
上記以外にもMCTオイルは様々な種類があります。お好みのオイルを見つけてMCTオイルライフを送りましょう。
おわりに

MCTオイルは一般的なサラダ油などに比べ、太りにくくエネルギーになりやすいオイルになります。
また、様々な健康効果が期待でき、普段の食事にプラスすることでより健康的なカラダを目指すことができるでしょう。