疲労回復やストレス解消、血行促進、肩こり解消など
身体にとって良い効果を発揮するサウナ
実は筋肉にとっても良い効果が期待できます。
サウナの身体効果を上手く利用することで、効率的にカラダを鍛えていくことが可能になるかもしれません。
そこで今回はサウナに期待できる筋肉への影響を紹介します。
目次
サウナに期待できる筋肉への良い効果
疲労回復効果
血行が改善し、酸素や栄養の循環がスムーズに行われます。酸素や栄養の循環がスムーズに行われると疲労回復が促進され、回復しやすくなります。また、肩こりや腰痛などの解消にも効果的であり、サウナによる血流改善は疲れた体にとても良いとされています。
温冷交代浴といった、サウナに入り体を温め、水風呂に入り体を冷ます。といったことを繰り返すことでより疲労回復を促す効果を得られるのでおすすめです。
睡眠の質を改善
筋肉を増やしたり強くしたり筋肉を発達させるには、筋トレだけではなく食事と睡眠が重要です。よくトレーニングと栄養バランスを考えた食生活を送っているが、なかなか成長が見られないという方がいます。そのような場合は、日々の睡眠を見直してみると良いかもしれません。
日本サウナ学会の研究より、サウナに入った日と入らなかった日とでは、睡眠の質が大きく変化し、サウナに入った日の方が睡眠の質が改善し、ぐっすり眠れたという報告がある。サウナの本場でもあるフィンランドでは「サウナに入れば睡眠薬は要らない」とまで言われているほどです。
サウナに入るタイミングと注意点!
サウナに入るタイミングは筋肉痛が出た時(落ち着いたタイミング)
サウナで身体を温めることにより、血行促進や新陳代謝の活性化が期待できます。これらの効果は疲労回復にも効果的で筋肉の回復に良いです。
また、細胞に熱が加わると細胞内のたんぱく質が損傷されますが、同時にHSP(ヒート・ショック・プロテイン)というたんぱく質が生まれ、たんぱく質を修復してくれます。このHSPには様々な細胞異常にも効果的であるため、健康に良いとされています。
筋トレ直後はNG!絶対避けよう!
筋トレ直後はトレーニングによって筋繊維が損傷を受け、炎症を起こしている状態にあります。さらにここでサウナに入ってしまうと、より筋肉を温めてしまうため、炎症を促進してしまいます。よく野球でピッチャーが投げた後にアイシングによって冷やしているのは、炎症を悪化させないために行われているのです。つまり、筋トレ後は外部効果による筋肉の温度上昇は避けたほうが良いということです。
脱水症状には気を付けよう!しっかりと水分補給をしましょう!
サウナは身体をあたため良い効果を発揮してくれますが、同時に脱水作用が起こります。筋肉の合成には水分も必要です。ここでたくさん汗をかいて水分補給を怠るのと、脱水も危険ですが、筋肉の合成も滞ってしまいます。なので、サウナを利用する際は必ずこまめな水分補給を行いましょう。
おわりに
サウナは単純に日々の疲労を癒すだけでなく、筋肉の疲労回復にも効果的です。
入るタイミングは、筋トレ直後ではなく、トレーニング後数時間開けて筋肉が落ち着いた時に入るのがベストです。
みなさんも、ぜひサウナを上手く利用して、効率よく体を鍛えていきましょう。
※サウナを利用する際は、こまめな水分補給を行い、脱水しないことを意識しましょう!