成人が1日に必要な水分摂取量は1~2Lと言われています。ですが、一方で「水を飲みすぎると太る」という話も耳にします。もちろん、季節や運動量などによって必要な水分摂取量は変わってきますが、カロリーゼロの水で太るというのどういうことなのか?疑問に思いますよね。
そこで今回は俗に言う「水太りとその原因」について紹介します。
目次
水を飲みすぎると太る?
通常の水はカロリーゼロです。つまり、どんなに水を飲んでも水が脂肪として蓄えられることはありません。
※味のついた水は太ります。(糖質が入っている)
水太りとは?その原因について
カロリーゼロな水ではありますが、「水を飲んで太る」という風な内容を耳にしたことはありませんか?それが俗に言う「水太り」になります。
何かをきっかけに体内の水分調節が上手くできず、余分に水分を蓄えている状態が水太りです。つまり、むくみが水太りを生み出しているわけです。
この水太りに関しては、ただむくんでいるだけで脂肪等が増えて太ったわけではありません。なので、むくみを改善することで水太りは解消することができます。
また、体内の水分量が多いため一時的に体重は多い状態になりますが、代謝機能が正常であれば余分な水分は排出されるので元に戻ります。
むくみの改善と予防策
塩分を摂りすぎない
まず、むくみの原因として挙げられるのが塩分の摂りすぎです。血中の塩分濃度が高いと、それを薄めるために身体に水分を溜め込むように働きます。そのため、体内に水分が多く残り水太りになってしまいます。
カリウムを摂る
カリウムには水分や塩分の排出を促進する働きがあります。そのため、カリウムを含む食材を摂り入れることでむくみの予防改善につながります。代表的なものだとアボカド昆布やワカメなどに多く含まれています。
身体を冷やさない
身体が冷えると血流が悪くなり、リンパの流れも悪くなります。冷たい飲み物を飲みすぎたり、薄着で体を冷やしてしまわないように気を付けましょう。
同じ姿勢で居続けない
デスクワークなどをしていると1日中同じ姿勢で座っていたりすることがあります。長時間同じ姿勢でいると血液の循環が悪くなり、むくみの原因となる場合があります。また、立ち仕事をしていても重力によって、水分が脚に溜まりむくみの原因となります。このむくみについては、こまめに身体を動かしたりほぐしてあげたりすることで対策することができます。
日常に適度な運動を摂り入れる
適度に運動することで新陳代謝アップにつながり、むくみにくいカラダになれます。
その他の考えられる原因
- タイトな服を着る
- 濃い味付けの食事
- 睡眠不足
- ストレス etc…
おわりに
基本的に水を飲んでも脂肪がついて太るということはありません。
もし、水を飲んで太ったと感じるのであれば、一度むくみを疑ってみてください。
むくみが解消したのに、痩せない太ったという方は他に原因があるかもしれません。
大体のことは食事や睡眠、運動など日々の生活習慣に問題があることが多いですよ!